更年期診療 menopause2
心と体の変化を理解して乗り越えましょう
45歳頃から55歳頃までの閉経を挟んだ10年間は、女性にとって大きな変化の時期です。卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌量が減ることで、イライラや憂鬱などの気分的な症状から、めまいや吐き気、肩こりなどの身体的な症状まで、様々な症状が現れます。
これらの症状は他の病気と似ている場合もあり、更年期障害だと気づかない人もいるかもしれません。しかし、医師に相談することで、更年期によるものだと判明することがあります。
検査と診断
血液を採取して、どれくらいの女性ホルモンが含まれているのかという、ホルモン量の検査というものをやります。
また、症状に合わせて婦人科外来での超音波検査をお勧めする場合もあります。
治療方法
私たちは、女性特有の健康課題に特化し、患者さまの体の状態を丁寧に把握しながら、最適な解決策を組み立て、ご提案いたします。
女性ホルモン補充療法
発汗やほてりなどの強めの症状がでている患者さまに向いています。
ホルモン治療は、テープやジェル、内服といった種類がありますので、ご自身のお使いになりやすいものをご相談させて頂きます。
ホルモン補充療法にご抵抗があったり、乳がん術後のかたや大き目の筋腫がある方などのホルモン補充療法が行えない方については初めから漢方治療をご提案することもあります。
漢方治療
漢方薬を用いて体内のバランスを整え、ホルモンの変化による不快な症状を緩和するアプローチです。皆さまの症状や体質を考慮し、適切な処方を行います。女性ホルモン製剤との相性も良好です。
点滴療法
点滴療法は、患者さまの健康を一番に考え、さまざまな種類の点滴が開発されています。ご自身のご体調に合わせて、最適な点滴を提案していきます。その効果としては、自律神経の調節、疲労回復や美容、健康維持などが期待できます。
抗老化作用として知られる、エクソソーム点滴やNMN点滴も点滴療法の1つです。
関連ページ:WLC点滴療法
幹細胞治療
ご自身から採取された幹細胞を増やして、静脈から体内に戻します。体内の組織修復や再生が促進され、更年期に関連する症状の改善が期待されます。この治療法は、患者さまの体内における自然な再生能力を活用するものであり、外部からのホルモン補充療法などとは異なります。
関連ページ:輝く女性のための幹細胞
関連ページ:衰えないための幹細胞
プラセンタ注射
ヒトの胎盤由来の注射です。疲れやだるさ、不眠、肩こり、腰痛、冷え性などの回復が期待できます。ご年齢などから保険適応で行える場合と行えない場合がありますので、クリニックまでお気軽にお問合せください。(電話予約のみのご対応となります)
診療担当
医師/医学博士 伊沢博美
日本再生医療学会再生医療認定医
日本遺伝子細胞治療学会遺伝子細胞治療認定医
日本組織培養学会評議員
日本抗加齢医学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本核医学会PET核医学認定医
日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医・日本医学放射線学会研修指導者
東京医科大学非常勤医師
樹蘭(博鳌)病院国際医学顧問
厚生労働省指定オンライン診療・緊急避妊薬研修修了
月経血幹細胞臨床研究会理事長
ISBB国際血液・幹細胞臨床応用会議認定医
日本肌再生医学会特定認定・認定再生医療等委員会委員・ACA臨床研究審査委員会委員
医師/医学博士/法務博士 永田明久
日本内科学総合内科専門医・指導医
厚生労働省臨床研修指導医
日本血液学会血液専門医・指導医
難病医指定医
日本輸血・細胞治療学会認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
東京都認知症サポート医
日本医師会東京JMAT隊員
厚生労働省 労働衛生コンサルタント
日本医師会認定産業医
厚生労働省 公認心理師
月経血幹細胞臨床研究会 学術理事
医師 吉居絵理
産婦人科専門医
周産期新生児(母体胎児)専門医
女性ヘルスケア専門医
新生児蘇生法専門インストラクター
日本抗加齢医学会専門医
診療曜日
(月)・火・水・木・(金)・土
※月金:電話予約のみ。
- 幹細胞治療ご希望の方は、細胞治療外来のご案内となります。
ご予約に関して
- 診察のご予約は、お電話またはWebでお受けしております。
- 初診のWeb予約時は、CLINICSアカウント登録が必要です。再診のご予約は、再診コード(QRコード)が必要になります。再診コードを入力すると予約可能枠が表示されます。
- 当院では、ご本人様確認のためにも保険証の提示をお願いしております。